軽バンのトラブルその1 オルタネーター編
みなさんこんにちは。 今回は軽バンのトラブルについてご案内します。
レッカー業者さんに聞くと、軽バン(特に黒ナンバー)のレッカー依頼のダントツ1位はオルタネーターの故障です。
軽バンマーケットへの修理依頼もやっぱりオルタネータの故障が多いです。 そんなオルタネーターについてご説明します。
オルタネーターの故障
オルタネーターとは簡単に言うと発電機で、エンジン同様車の走らせるためには重要なパーツです。オルタネーターが動くことによってエンジンを始動させたりバッテリーに電力を供給してくれます。なのでオルタネーターが故障してしまうとバッテリーに充電が出来なくなってしまい、最終的にはエンジンの始動が出来なくなってしまいます。
オルタネーター寿命の目安としては大体10年か10万キロ(最新モデルの場合20万キロ)だそうです。ただこの距離や年数は保証されるというわけではなく、乗り方や年式よってだいぶ左右されるので、あくまで1つの目安として考えておくといいかもしれません。
故障の前兆ってあるの?
オルタネーターの故障にはいくつかの前兆が見られます。その中のいくつかご紹介します。
・異音
運転中「キュルキュル」や「カラカラ」などオルタネーターから普段聞かない音が聞こえたら部品の劣化や故障の可能性があります。
・電圧の低下
発電不足により電圧が低下して車に上手く電気を供給出来なくなります。
・パワーの低下
エンジンの制御が電力を使ってコントロールされているため、燃料を上手く燃やすことが出来ずにパワーの低下が起こるそうです。
警告灯が点灯したら?
警告灯が点灯してもすぐに車が動かなくなるわけではなく、バッテリーに充電されていた電力が残っている間は車を動かすことが出来ます。ただそれもバッテリーの電力が尽きるまでの1時間程度しかありません。まずは最寄りのディーラー、整備工場に連絡し車を持っていきましょう。
自走でもいいですが、途中で動かなくなることを考えると自動車保険に付帯しているロードサービスやJAFを呼ぶことをおすすめします。
軽バンのトラブル オルタネーター編まとめ
もしバッテリー警告灯が点灯した場合、上でもご説明しましたが、日中でさらに整備工場までよほど近距離である場合を除いてロードサービスやJAFを呼ぶことをおすすめします。自走する場合はカーナビ等の電源をオフにして電力の消費を少なくしましょう。