ワイパーゴムはいつ交換すべき?
ワイパーゴムは交換が必要なことをご存知でしょうか?ワイパーゴムが劣化すると運転中に不都合が起きることはもちろん、車検に合格できなくなる可能性もあるので注意が必要です。
タイヤや各種オイル類、バッテリーなど、定期的な交換が必要だと広く認識されているパーツとは違い、うっかり交換するのを忘れてしまうという人も多いパーツですが、ワイパーゴムも定期的に交換すべきものです。
交換すべき適切な時期は?
ワイパーゴムの寿命は約1年と言われており、1年に1回の交換が目安となります。
ただし、ゴムは経年劣化するだけでなく、光や紫外線、熱などの要因で劣化しやすいパーツです。そのため、屋外駐車場を利用していて常に紫外線を浴びていたり、熱気がこもりやすい場所に車を停めていたりすると、1年を待たずして品質が低下してしまうこともあります。
前回の交換から1年未満であっても、何かしらの症状が見られる場合には交換を行いましょう。
ワイパーゴムの交換方法と料金
自分で交換する場合にも、業者で依頼する場合にも新しいワイパーゴムの部品代金が必要になります。ワイパーゴムの価格相場は、運転席、助手席、リアの3本セットで1,000~2,500円程度です。
ワイパーゴムの交換は車の整備の中では比較的簡単なので、きちんと確認しながら行えば未経験者でも自分で作業することは可能です。
ただし、丁寧に作業をしなければフロントガラスに傷を付けてしまうなどのトラブルも考えられます。
自分で交換する方法と料金
まずは、自分でワイパーゴムを交換する方法をご紹介します。基本的に、専用の工具は一切必要としないため、かかる費用は先ほどご紹介した新しいワイパーゴムの購入代金だけです。ただし、大きめのタオルを1枚用意しておきましょう。
では、ワイパーゴムの交換手順をご覧ください。
ワイパーゴムの交換方法
- ワイパーの先端とガラスの間にタオルを挟む(ガラスの損傷防止のため)
- ワイパー全体を立てる
- ワイパーブレードを片手で固定し、ワイパーゴムを引き抜く
- 新しいワイパーゴムをワイパーブレードの溝に差し込む
- ワイパーゴム全体がきちんと溝に入っているか確認する
特に専門的な知識を要する工程はありませんが、ガラスの損傷には十分注意しなければなりません。最初に、ワイパーの先端とガラスの間にタオルを挟みましたが、これは作業中にガラスが傷つかないようにするためです。
作業中、手が滑ってワイパーがガラスにぶつかると、ガラスにヒビが入ってしまうことがあります。ガラスリペアと呼ばれる修理で済む傷でも1~2万円、ガラス交換ともなると5万円以上はかかるため、少しの不注意で大きな出費が発生してしまうことになります。もちろん、自動車任意保険に加入していれば保険を使うこともできますが、翌年の等級は下がり、保険料は増額となります。
余計な出費をしないためにも、交換前には必ずタオルを1枚挟み、十分に注意しながら作業を進めるようにしましょう。
自分でやるのが面倒なら、当店にお任せください
「簡単な作業でも自分でするのは面倒くさい」「車のメンテナンスにあまり時間をかけたくない」という人は当店にお任せください。車種にもよりますが、工賃込みで運転席、助手席、リアの3本セット3,500円ほどで、交換できます。その際はお電話でご予約の上、ご来店下さい。お待ちしております。